『災害』から家族を守る

レオパレス違法建築 火災の危険性について

国土交通省から、『㈱レオパレス21が施工した共同住宅における建築基準法に基づき認められている仕様への不適合について』(平成31年2月7日 国土交通省 住宅局 建築指導課)が発表されました。

国土交通省:㈱レオパレス21が施工した共同住宅における建築基準法に基づき認められている仕様への不適合について

http://www.mlit.go.jp/common/001272320.pdf

レオパレス21の界壁・外壁・天井が建築基準法に該当しないと報告されています。

国土交通省が発表したレオパレス21の界壁や外壁の仕様を見たとき、火災に対して危険な仕様となっていますので報告いたします。

国土交通省の発表と解説

(1)国土交通省は㈱レオパレス21が平成30年4月27日及び5月29日に公表したた共同住宅の界壁の不備の事案について、関係特定行政庁に物件リスト等を提供し、建築基準 法違反の確認や是正指導等を依頼し、必要な安全性の確保に向け、対応してきたところ です。


『㈱レオパレス21が施工した共同住宅における建築基準法に基づき認められている仕様への不適合について』(平成31年2月7日 国土交通省 住宅局 建築指導課)

 (2) 平成 30 年 10 月 4 日に、同社より、当該公表の中で同社が実施するとしていた全棟調査 の過程で、新たな不備の疑いがある旨の報告がありました。


『㈱レオパレス21が施工した共同住宅における建築基準法に基づき認められている仕様への不適合について』(平成31年2月7日 国土交通省 住宅局 建築指導課)

 (3) 上記報告を受け、同社に対して、事実確認や該当物件の特定等を指示し、平成 31 年 2 月 6 日に、同社が施工した共同住宅 1,324 棟※3 において、界壁、外壁、天井が法定仕様に適 合しない仕様となっているとの報告がありました。


『㈱レオパレス21が施工した共同住宅における建築基準法に基づき認められている仕様への不適合について』(平成31年2月7日 国土交通省 住宅局 建築指導課)

 ①界壁について(別紙1図 1)

・ 不適合は、界壁の内部に「発泡ウレタン」が充填されており、昭和 45 年建設省告示第 1827 号(遮音性能)に規定する仕様の一つである「グラスウール又はロックウール」と 異なるものであること


『㈱レオパレス21が施工した共同住宅における建築基準法に基づき認められている仕様への不適合について』(平成31年2月7日 国土交通省 住宅局 建築指導課)

【解説】 ①界壁について(別紙1図 1)

【設計図書の仕様】では、石膏ボード12.5mm2枚張りを両側に施工して、その中にグラスウール又はロックウール充填する仕様となっています。

石膏ボード12.5mmは耐火材として使用されます。

中央のグラスウール又はロックウールは断熱材として使用されます。

グラスウールまたはロックウールは「不燃材料」であるので、『燃えにくい断熱材』です。

【実際に施工された仕様】では、耐火材である石膏ボードは同じ使用ですが、断熱材がウレタンとなっています。

ウレタンは非常に燃えやすい断熱材です。

火災が発生して、石膏ボードが燃えぬけて、ウレタンに火が移ったとき、一気に火災が進展する、非常に危険な仕様です。

工事現場などで、溶接火花がウレタンに落ちて大火災になった例もあります。

東京MXでウレタン火災の報道がされていますので、ご確認ください。

 ②外壁について(別紙1図 2)

・ 不適合は、1 時間準耐火構造、45 分準耐火構造又は防火構造の仕様の外壁とする 必要があるにもかかわらず、外壁に用いるサイディングの取り付け方法や外壁の下地 材の間隔等が、国土交通大臣認定(認定番号 1 時間準耐火構造:QF060BE-9225、 45 分準耐火構造:QF045BE-9226、防火構造:PC030BE-9202)の仕様と異なるもの


『㈱レオパレス21が施工した共同住宅における建築基準法に基づき認められている仕様への不適合について』(平成31年2月7日 国土交通省 住宅局 建築指導課)

【解説】 ②外壁について(別紙1図 2)

1時間準耐火構造とは、標準的な火災(事務所相当)で1時間耐えうる性能を有するものをいいます。

火災の温度は、20分で781℃、40分で885℃、60分で945℃の温度になる曲線です。

45分準耐火構造は45分耐えうるものをいいます。耐火構造・準耐火構造の違いについては、こちらを参照してください。

【設計図書の仕様】は外壁側にサイディング、室内側に強化石膏ボードを張り、断熱材としてグラスウールを使用しています。

【実際に施工された仕様】では、外壁側にサイディング、室内側に強化石膏ボードを張っているのは同様ですが、断熱材に発泡ウレタンを使用しており、火災の危険性があります。これは、界壁と同じです。

下地間隔が設定図書の仕様よりも広く、強度不足が懸念されます。

③天井について(別紙1図 3)

・ 不適合は、1 時間準耐火構造の仕様の床とする必要があるにもかかわらず、床の直 下の天井が、「強化せっこうボード 12.5mm と化粧せっこうボード 9.5mm」又は「化粧せ っこうボード 9.5mm」となっており、平成 27 年国土交通省告示第 253 号(1 時間準耐火 構造)に規定する仕様の一つである「強化せっこうボード 12mm 以上とロックウール吸 音板 9mm 以上」と異なるものであること


『㈱レオパレス21が施工した共同住宅における建築基準法に基づき認められている仕様への不適合について』(平成31年2月7日 国土交通省 住宅局 建築指導課)

【解説】
③天井について(別紙1図 3)

【実際に施工された施工】では、耐火材である石膏ボードの厚みが薄く、火災が発生したとき、2階に火災が延焼する可能性があります。

住まいのセカンドオピニオンのすすめ

いかかでしたか。

今回の報告も含めて、1面だけで判断せず、多面的に検討する必要があります。

住宅の建設の場合、①利便性や②価格、③安全性などを総合的に判断する必要があると思います。

①利便性や②価格を総合的に判断するには、いくつかの提案プランを比較することがおすすめです。

住まいは大変高価な買い物です。

1人の営業トークだけで決めてしまうのは、大変もったいないと思います。

タウンライフでは、大手ハウスメーカーのプラン『無料』『同時に請求』できるのでとても便利です。

『無料」で『同時に請求』したプランを見て、もう一度考え直す、 住宅を買うのを止めるということも視野に入れても問題ないと思います。


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エクステリアをハウスメーカーと分離することで、
安くすることが出来る可能性』があります。

『リフォーム前』に火災保険申請可能か確認しましょう

実際に請求しようと思ったときには、各メーカーから、「より良いプラン」を引き出すため、以前「ゆこな」で紹介したこちらのページも参照してみてください。

メーカー・工法によっても『安全の考え方』が違っています。

おのおののプランを入手して、①利便性や②価格の『適正な設定』を住宅メーカーではなく、自らが決めていくことが必要なのだと思います。

とはいっても、住宅の専門的なことをどのように決めてゆけばよいのか、と感じるかたもいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな時、わたくし”ゆこな”が、皆様によりそって、「住まいのセカンドオピニオン」として安全性の考え方についてのサポートし、皆様のよりよい住まいつくりのお手伝いができれば、と考えています。

「ゆこな」のセカンドオピニオンのご依頼・ご質問はご遠慮なく、メールお願いいたしますね。

ABOUT ME
管理人
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一級建築士「ゆこな」です。 子どもが3人と日々格闘中です。。。 「ゆこな」の名前は、は子どもの名前の1文字づつ をもらって付けました。 子どもが安全な住まいや暮らしについて皆さんと考えて いきたいと考えています。