耐震性を高めるには価格が高くなければならないのでしょうか?
快適な住宅を建てるには価格が高くなければ実現できないのでしょうか?
安くて、耐震性が高くて、快適な家を建てることができるのでしょうか?
耐震性が高くて、温環境が快適な注文住宅を安く建てるにはどのようにすればよいかについて、4回に分けて考えていきます。
今回は、シンプル構造での「耐久性」に関する記事です。
外壁の弱点は目地材(コーキング材、シーリング材)
はじめに、題名にコーキング材、シーリング材と記載しましたが、アルクのウェブサイトで検索すると、
コーキング(Caulking)=隙間を塞いで水漏れを防止するための作業または材料
シーリング(Sealing)=1.封止材、シーリング材 2.密封作業 3.封印作業
と記載されています。
コーキング工事、シーリング工事は同じ工事と考えて特に問題ありません。
新築住宅用外壁の78.5%が窯業サイディング、8.3%がモルタル、4.6%が金属サイディング、4.3%がALCで、サイディングと呼ばれる外装材が多く使われています。

写真は、窯業系サイディングで、サイディングボード一定幅ごと、開口部周り、出隅、入隅などに目地が発生します。
目地には、目地材(コーキング材、シーリング材)を充てんして雨水が壁に侵入することを防止します。
目地材(コーキング材、シーリング材)は、雨水や紫外線、経年劣化により柔軟性が低下し、割れや浮きが発生し、雨水が壁に侵入することで不具合が発生します。
外壁では、目地材
目地材(コーキング材、シーリング材)に不具合が発生しやすいです。
目地材(コーキング材、シーリング材)が弱点となりますので、弱点を少なくすることが耐久性向上のポイントです。
シンプル形状のほうが、外壁目地数少なく、耐久性有利
弱点である目地の数は、シンプル形状の方が少なく、不具合発生のリスクが小さいです。

したがって、シンプル形状のほうが、耐久性に有利であるといえます。
外壁目地は劣化が早く、耐久上の弱点になりやすいです。
シンプルな構造の方が、目地数が少なくなるので、耐久性向上が図れます。
住まいのセカンドオピニオンのすすめ
いかかでしたか。
今回の報告も含めて、1面だけで判断せず、多面的に検討する必要があります。

住宅の建設の場合、①利便性や②価格、③安全性などを総合的に判断する必要があると思います。
①利便性や②価格を総合的に判断するには、いくつかの提案プランを比較することがおすすめです。
住まいは大変高価な買い物です。
1人の営業トークだけで決めてしまうのは、大変もったいないと思います。
タウンライフでは、大手ハウスメーカーのプランを『無料』で『同時に請求』できるのでとても便利です。
『無料」で『同時に請求』したプランを見て、もう一度考え直す、 住宅を買うのを止めるということも視野に入れても問題ないと思います。
実際に請求しようと思ったときには、各メーカーから、「より良いプラン」を引き出すため、以前「ゆこな」で紹介したこちらのページも参照してみてください。
メーカー・工法によっても『安全の考え方』が違っています。
おのおののプランを入手して、①利便性や②価格の『適正な設定』を住宅メーカーではなく、自らが決めていくことが必要なのだと思います。
とはいっても、住宅の専門的なことをどのように決めてゆけばよいのか、と感じるかたもいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな時、わたくし”ゆこな”が、皆様によりそって、「住まいのセカンドオピニオン」として安全性の考え方についてのサポートし、皆様のよりよい住まいつくりのお手伝いができれば、と考えています。

「ゆこな」のセカンドオピニオンのご依頼・ご質問はご遠慮なく、メールお願いいたしますね。