耐震性を高めるには価格が高くなければならないのでしょうか?
快適な住宅を建てるには価格が高くなければ実現できないのでしょうか?
安くて、耐震性が高くて、快適な家を建てることができるのでしょうか?
耐震性が高くて、温環境が快適な注文住宅を安く建てるにはどのようにすればよいかについて、4回に分けて考えていきます。
今回は、建物を建てる際の『気持ち=優先度』に関する記事です。
優先度をつける
注文住宅を建てるに当たって、「こだわり」の優先度を立てることが重要です。
「こだわり」ある部分については費用をかけて、その他の部分については、費用を削るなどの住宅にかける費用にメリハリを求めることが重要です。
外観へのこだわりは、生活していくと関心が薄くなる
私「ゆこな」が自分の住宅が出来上がるまでは、住宅の外観やドアのデザイン、フローリングの樹種やカーテンなどにこだわりました。
実際に自分の住宅が出来ると、すぐに子どもがドアやフローリングに傷を付け、カーテンを汚し、引っ張るなどしてボロボロになってしまいました。
現在、住宅を建設して5年経ちますが、住宅を建てる時に、非常にこだわった外観やドア、フローリング、カーテンにはほとんど関心を持っていません。
実際に生活すると、外観よりも、毎日使用するものの、例えばトイレやお風呂、台所のスペースや収納場所などの便利・不便が気になるようになります。
外観に費用をかけるよりも、生活に必要となる部位に費用をかけたほうが、便利で快適な住宅となることが多いようです。
生活するうえで、毎日使用するものに「こだわり」をもつ
毎日使用するものに「こだわり」を持って必要/不必要を考えて行くことが大切です。
最近トイレは1階、2階どちらにも設置することが多いようです。
トイレは1つよりも2つの方が便利とも考えられますが、トイレなどの水周りは汚れが発生しやすいです。清掃が必要です。
トイレを2つにすると面倒な水周り清掃が増えるということになります。使用だけでなく清掃についても考えて行く必要があります。
私「ゆこな」はお風呂にジェットバスを設置しました。
使用したのは初めのうちだけで、現在ほとんど使用していません。
ジェットバスを設置することで、清掃が面倒になってしまいました。
台所は、食器やなべ、フライパンなど多くの道具が発生することが多く、また毎日作業する場所ですので、より多くの収納を設けると便利です。
料理をしている最中のひとのすれ違いなど、通常の廊下幅(700mm程度)よりも広めに設定すると(900mm程度)、非常に便利です。
食材は比較的重量が大きいので、自動車車庫から台所までのアクセスを考えて計画すると、台所が使いやすくなるのではないでしょうか。
住まいのセカンドオピニオンのすすめ
いかかでしたか。
今回の報告も含めて、1面だけで判断せず、多面的に検討する必要があります。

住宅の建設の場合、①利便性や②価格、③安全性などを総合的に判断する必要があると思います。
①利便性や②価格を総合的に判断するには、いくつかの提案プランを比較することがおすすめです。
住まいは大変高価な買い物です。
1人の営業トークだけで決めてしまうのは、大変もったいないと思います。
タウンライフでは、大手ハウスメーカーのプランを『無料』で『同時に請求』できるのでとても便利です。
『無料」で『同時に請求』したプランを見て、もう一度考え直す、 住宅を買うのを止めるということも視野に入れても問題ないと思います。
実際に請求しようと思ったときには、各メーカーから、「より良いプラン」を引き出すため、以前「ゆこな」で紹介したこちらのページも参照してみてください。
メーカー・工法によっても『安全の考え方』が違っています。
おのおののプランを入手して、①利便性や②価格の『適正な設定』を住宅メーカーではなく、自らが決めていくことが必要なのだと思います。
とはいっても、住宅の専門的なことをどのように決めてゆけばよいのか、と感じるかたもいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな時、わたくし”ゆこな”が、皆様によりそって、「住まいのセカンドオピニオン」として安全性の考え方についてのサポートし、皆様のよりよい住まいつくりのお手伝いができれば、と考えています。

「ゆこな」のセカンドオピニオンのご依頼・ご質問はご遠慮なく、メールお願いいたしますね。