『災害』から家族を守る

火災時の太陽光パネルの火災原因と感電

屋根に太陽光パネルが設置されている住宅が多く見られます。

太陽光パネルでは多くの電子部品、端子、電線が使われています。

防水処置が施されているものの、経年劣化や初期不良、施工不良などによって、出火が発生する可能性があります。

火災時も太陽光パネルは発電し続けるため、感電の可能性があります。

消防庁の報告(平成26(2014)年3月 消防庁 消防研修センター 太陽光発電システム火災と消防活動における安全対策 消防研究技術資料83号)における太陽光パネル火災事例について報告されていますので、ご紹介いたします。

太陽光パネルの火災事例

消防庁の報告では、7例の火災事例が報告されています。

7例のうち、2例が小動物や鳥が配線をかじったための出火、2例が絶縁不良によるもの、3例が海岸付近の金属腐食によるものと報告されています。


平成26(2014)年3月 消防庁 消防研修センター
 太陽光発電システム火災と消防活動における安全対策 
消防研究技術資料83号 より

太陽光パネル火災による消防隊員の感電事例

消防隊が消火活動を行うために屋根をはがしている時に、感電する事例が2例報告されています。

紹介事例を読むと、太陽光パネル火災が消防隊員にとって、非常に危険なものであることがわかります。

屋根一体型のPVを設置した2階建て住宅が火災となった。出火箇所はモジュールの配線部分が疑われている。この火災でモジュールは燃焼により穴が開いた。消火により火勢が収まり2階屋根裏の残火確認を行おうとした際に消防隊員が感電した。住宅の壁や屋根には断熱材が使われており、火災の影響により、断熱材がむき出しの状態となっていた。この断熱材は消火水が浸み込んだ状態であった。2階の屋根裏を確認するため、吹き抜けの玄関に梯子をかけ、消防隊員が上った。この際、消防隊員は一般住宅火災の消火活動で身につける個人装備(防火帽、防火服、防火手袋、ゴム製防火靴)を着装していた、梯子に乗った消防隊員が片手を梯子に、もう一方の手に防火材に触れた時、手に電撃を感じた。幸い梯子から転落する被害はなかった。

太陽光パネルで想定される危険性

太陽光パネル火災での課題として、次の8項目が挙げられています。

  • 一般的な電気製品と同様に、構成機器や配線からの出火の可能性がある
  • アーク放電による着火の可能性がある
  • 塗れた手袋や破壊器具を通じて感電する可能性がある
  • 棒状放電を通じて感電する可能性がある
  • 壊れていても太陽光や火炎光があると発電を継続する
  • 感電で致命傷にならなくとも、感電のショックで消防隊員が屋根上から落下する可能性がある。
  • モジュール及びガラス片が落下してくる可能性がある
  • モジュールの樹脂部材が加熱や燃焼により有害ガスが発生する可能性がある。

太陽光パネルの配線を触ってはいけません

太陽光パネルの配線が切れても、太陽光パネルは発電し続けるため、配線端部に接触すると感電の恐れがあるので、太陽光パネルの配線に近づいてはいけません。

夜中に火災か起きたときにも太陽光パネルは発電する

夜中は太陽が出ていないので、太陽光パネルは発電しないのではないか?と思われるかと思いますが、火災時に発生する炎の光によっても発電するので、夜中であっても太陽光パネルの感電に注意する必要があります。

太陽光パネルに近づかない

太陽光パネルのガラスがフロートガラス場に破壊すると報告されており、落下したガラスで切傷しないよう、太陽光パネルに近付いてはいけません。


平成26(2014)年3月 消防庁 消防研修センター
 太陽光発電システム火災と消防活動における安全対策 
消防研究技術資料83号 より

水をかけると感電しやすくなる

水をかけると感電しやすくなります。

流れてきた水が足などに接触すると感電する恐れがあるため、水をかけてはいけません。

火災の沈火後も太陽光パネルが発電している可能性があり、水をさわり感電する可能性があるため、不用意に水に触ってはいけません。

消防隊の非常に危険な消火活動

太陽光パネルが設置されている住宅で火災は発生した場合には、太陽光パネルが発電しないようにするため、消防隊は屋根に上り、ブルーシートで太陽光パネルを覆わなければなりません。

感電の恐れがあるため、水をかけることができず、火災が進行するため、いつ屋根が崩れるかわかりません。

感電危険性と崩れる可能性のある屋根に上り、消火活動をしなければならないので、非常に困難な消火活動となります。

住まいのセカンドオピニオンのすすめ

いかかでしたか。

今回の報告も含めて、1面だけで判断せず、多面的に検討する必要があります。

住宅の建設の場合、①利便性や②価格、③安全性などを総合的に判断する必要があると思います。

①利便性や②価格を総合的に判断するには、いくつかの提案プランを比較することがおすすめです。

住まいは大変高価な買い物です。

1人の営業トークだけで決めてしまうのは、大変もったいないと思います。

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実際に請求しようと思ったときには、各メーカーから、「より良いプラン」を引き出すため、以前「ゆこな」で紹介したこちらのページも参照してみてください。

メーカー・工法によっても『安全の考え方』が違っています。

おのおののプランを入手して、①利便性や②価格の『適正な設定』を住宅メーカーではなく、自らが決めていくことが必要なのだと思います。

とはいっても、住宅の専門的なことをどのように決めてゆけばよいのか、と感じるかたもいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな時、わたくし”ゆこな”が、皆様によりそって、「住まいのセカンドオピニオン」として安全性の考え方についてのサポートし、皆様のよりよい住まいつくりのお手伝いができれば、と考えています。

「ゆこな」のセカンドオピニオンのご依頼・ご質問はご遠慮なく、メールお願いいたしますね。

ABOUT ME
管理人
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一級建築士「ゆこな」です。 子どもが3人と日々格闘中です。。。 「ゆこな」の名前は、は子どもの名前の1文字づつ をもらって付けました。 子どもが安全な住まいや暮らしについて皆さんと考えて いきたいと考えています。