『化学物質』から家族を守る

【シックハウス症候群】床材や子供用家具でホルムアルデヒド基準超え

東京都福祉保険局で家具からのホルムアルデヒドの発散量の調査を行なっています。

その調査結果において、家具からのホルムアルデヒド発散量が基準値を越えるものが見られます。

シックハウス症候群は、化学物質の発散量が問題となります。

住宅の建築時に用いられる壁紙には大きな関心をもつもの、家具については関心が薄い傾向にあるのではないでしょうか?

家具は凹凸があり空気に接触する面積が大きいので、ホルムアルデヒドの発散量が大きくなる可能性があります。

また、机やベッドなど、生活のなかで子どもの口や鼻に近いので注意が必要です。

ホルムアルデヒドの毒性

東京都福祉保健局のホームページでは次のように記載されています。

 “急性中毒症状としては、ホルムアルデヒドガスの吸入により、眼・鼻・呼吸器が刺激され、くしゃみ、咳、よだれ、涙が出ます。

高濃度になると呼吸困難・肺気腫などを発生することもあります。

慢性毒性中毒症状としては、吸入又は接触により結膜炎・鼻咽喉炎・頑固な皮膚炎を起こすことが知られています。

皮膚接触では、刺激性皮膚炎を起こします。

東京都福祉保健局 ホルムアルデヒドの毒性より

住宅(建築)とJIS(日本工業規格)、JAS(日本農林規格)

2000年頃、シックハウス問題が盛んになり、建築基準法では、ホルムアルデヒドの使用が制限されました。新規格表記と旧表記(JIS、JAS規格)は次の表の対応となります。

新規格【住宅(建築)・JIS・JAS共通】 旧JIS 旧JAS
等級3(F☆☆☆☆)    
等級2(F☆☆☆・第3種建材) 等級4 E0 等級4 FC0
等級1(F☆☆・第2種建材) 等級3 E1 等級3 FC1
× 使用できない 等級2 E2 等級2 FC2
× 使用できない 等級1(その他) 等級1(その他)

ホルムアルデヒド発散調査

東京都福祉保健局の家具からのホルムアルデヒド放散調査結果をご紹介いたします。

ウッドカーペット

3試験実施し、すべてNG!

新規格【住宅(建築)・JIS・JAS共通】 試験体数
等級3(F☆☆☆☆) 0
等級2(F☆☆☆・第3種建材) 0
等級1(F☆☆・第2種建材) 0
× 使用できない 3

タンス

40試験体のうち、使用できないものが18試験体(50%)

新規格【住宅(建築)・JIS・JAS共通】 試験体数 
等級3(F☆☆☆☆) 0
等級2(F☆☆☆・第3種建材) 16
等級1(F☆☆・第2種建材) 7
× 使用できない 18

ベビータンス

40試験体のうち、使用できないものが2試験体(5.7%)

新規格【住宅(建築)・JIS・JAS共通】 試験体数 
等級3(F☆☆☆☆) 0
等級2(F☆☆☆・第3種建材) 23
等級1(F☆☆・第2種建材) 10
× 使用できない 2

東京都保健局 家具からのホルマリン放出より

試験結果から分かったこと

家具からのホルムアルデヒドの発散量は、必ずしも建築上の基準を満足していないことが分かりました。

ウッドカーペットやベッドなど、子どもや赤ちゃんの口や鼻に近い場所でホルムアルデヒドの発散量がおおいため、注意が必要です。

ホルムアルデヒド吸引防止のために注意すること。

  • シックハウス関連物質を抑えた家具を用いる。
  • 空気の換気を行なう。

なお、シックハウス防止の手引きが厚生労働省から発表されていますので、そちらを参照ください。

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu-eisei/dl/sick_house.pdf

子どもをシックハウスから守るために

ホルムアルデヒド検査キット

ホルムアルデヒドの検査キットがありますので、ご紹介いたします。

検査したい場所に検査紙をおいて、0〜0.04ppmでは「白」、0.08ppmでも薄い黄色、0.25ppmで黄色になります。

簡易検査キットですので、詳細検討は出来ませんが、ホルムアルデヒドがどの家具から発散しているかを特定しやすいので便利です。

~家具からのホルムアルデヒド発散にも注意~

建物建設時は、建築関連規定からシックハウス症候群のリスクの小さい壁紙を選択されますが、家具からのホルムアルデヒド発散についても十分注意する必要があります。

シックハウス調査結果まとめ

東京都福祉保健局のシックハウス症候群調査結果を紹介しました

ウッドカーペット、家具、ベッドでシックハウス規定以上のホルムアルデヒドが検出されました。

赤ちゃんや子どもは大人よりも床に近い位置に鼻や口があるため、高い濃度で吸引する恐れがあります。

シックハウス症候群の発症を抑えるためには

①化学物質の発散の小さい建材や家具を選びましょう

②換気を十分に行ないましょう

住まいのセカンドオピニオンのすすめ

いかかでしたか。

今回の報告も含めて、1面だけで判断せず、多面的に検討する必要があります。

住宅の建設の場合、①利便性や②価格、③安全性などを総合的に判断する必要があると思います。

①利便性や②価格を総合的に判断するには、いくつかの提案プランを比較することがおすすめです。

住まいは大変高価な買い物です。

1人の営業トークだけで決めてしまうのは、大変もったいないと思います。

タウンライフでは、大手ハウスメーカーのプラン『無料』『同時に請求』できるのでとても便利です。

『無料」で『同時に請求』したプランを見て、もう一度考え直す、 住宅を買うのを止めるということも視野に入れても問題ないと思います。


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エクステリアをハウスメーカーと分離することで、
安くすることが出来る可能性』があります。

『リフォーム前』に火災保険申請可能か確認しましょう

実際に請求しようと思ったときには、各メーカーから、「より良いプラン」を引き出すため、以前「ゆこな」で紹介したこちらのページも参照してみてください。

メーカー・工法によっても『安全の考え方』が違っています。

おのおののプランを入手して、①利便性や②価格の『適正な設定』を住宅メーカーではなく、自らが決めていくことが必要なのだと思います。

とはいっても、住宅の専門的なことをどのように決めてゆけばよいのか、と感じるかたもいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな時、わたくし”ゆこな”が、皆様によりそって、「住まいのセカンドオピニオン」として安全性の考え方についてのサポートし、皆様のよりよい住まいつくりのお手伝いができれば、と考えています。

「ゆこな」のセカンドオピニオンのご依頼・ご質問はご遠慮なく、メールお願いいたしますね。

ABOUT ME
管理人
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一級建築士「ゆこな」です。 子どもが3人と日々格闘中です。。。 「ゆこな」の名前は、は子どもの名前の1文字づつ をもらって付けました。 子どもが安全な住まいや暮らしについて皆さんと考えて いきたいと考えています。